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海外

【根回しはくだらない】日本だけの文化なのか。否、海外もあるんだぜ

  • 根回しって日本だけのくだらない文化じゃないの?
  • 海外の根回しってどんな感じ?

こんな感じで根回しは日本独特の文化で、オープンに議論が出来る海外ではないぜって話を聞いたことがあります。

ちょいとお待ちを、海外にだって根回しはあったんですよとお伝えしたい。

とりあえず、独断と偏見と体験から、海外根回し事情を先にまとるとこんな感じ。

ポイント
  • 海外に根回しはある
  • 根回しの目的は意見交換一択
日本との違い
  • 事前に合意は取らない
  • 根回しの対象は少なめ
  • 現場への根回しがめっちゃ大事

海外に根回しはあるか

ある

私の経験上、事前の情報交換や折衝はありました。

というか、私の経験とかどうでもよくて、テレビで海外情勢に詳しい人たちが「水面下での交渉が〜」とか、海外ドラマで秘密裏に暗躍しているシーンとか、があるくらいには根回しはあると思う。

「プラダを着た悪魔」なんかには、そんなシーンが満載です。

映画版はアン・ハサウェイがどちゃくそかわいいです。

ところが、なんでか知らんが根回しは日本だけの文化で海外ではあり得ないみたいに言われるのを耳にします。

大体そういう論調の場合、前提として「日本の根回し」とは会議の前に全てが決することになってて、それでは会議の意味がないじゃないかと海外のビジネスマンは驚くという結末に繋がります。

それって極端すぎね?とは思う。確かにそういう根回しはあるので間違いではないけども、全てがそうだとは言い切れねーんじゃ…と個人的には思う次第。

日本の根回しも本質は、事前に相互理解を促すことだと思うので、毎日が根回しの連続といえば連続なわけで。これは、海外でも同じだったと思います。

関連記事:【根回しはくだらない】「= 相互理解」って考えると大事な気がする

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海外での根回し実体験

海外での根回し実体験

ちょっとは信憑性を出したいので、いくつか私の体験を紹介します。

シンガポール

決裁者に対する根回しはやってました。

決裁者の個室に行って雑談から始まって、今度の会議だけど〜と続きます。

内容は意見交換です。

この個別の根回しで決定とかにはなりませんが、どの点が引っかかっているか、概ね理解しているかとか事前に感触を確かめる感じです。

改善点が有ればこの間に済ませます。

インドネシア

他社からの根回しを経験してます。

こちらが購入する側だったのですが、商談前に相手から電話やらSNSが来て、業界の市況とかを雑談交えながら聞かれます。

普通に日本の営業と変わんないです。

そもそも営業って得意先と成約目指して折衝するわけで、根回しそのものじゃね?と思います。

オーストラリア

ネガティブな話をする際に感触を確かめられたことがあります。

従業員の給与に関する話だったのですが、上司から落とし所を事前に探りをいれるよう指示されたことがありました。

最終的には減給と労働環境の改善というところで決着し、残る人と去る人が想定内で落ち着いた記憶があります。

状況の変化を想定内で収めるために事前に情報を収集していた結果だと思います。

アメリカ

アメリカ人の友人から聞いた根回しの話で、会議の前に雑談から意見交換することは一般的にあると聞いたことがあります。

日本との違いは、根回しは最小人数に対してのみで、事前に合意を得ておくことはないそうです。

アメリカの話は又聞きです。アメリカ事情はよく知らねーです。

こんな感じで、海外でも根回しはありました。

じゃあ、なんで根回しは日本だけの文化みたいな話が出るのかってことですが、海外の根回しに対する感覚が違うからかなと。

意見交換が根回しの目的で、合意はしっかり会議で議論してから出すものという認識で行われていた印象です。

事前に結論を求めるような根回しだけに着目すると日本独自みたいに見えなくもないかなーと思います。

海外と日本の根回しの違い

海外と日本の根回しの違い

独断と偏見による海外と日本の根回しの違いについて、もう少しお付き合いください。

事前に合意は取らない

繰り返しになりますが、事前に合意を取るという点に関しては海外で見たことはなかったです。

多分、決裁者は大体一人で、一任されている点が日本との違いを生んでいるかもしれません。

それ以外の関係者に賛成を取りつけておく必要がない感じです。

根回しの対象は少なめ

決裁者が一人なので、決裁者と、もしいれば直属の上司の二人と擦り合わせとけばいいかってくらいです。

社外の話も同じなので、綿密な根回しはなかったです。

現場への根回しがめっちゃ大事

日本でも大事なので違いじゃなくね?と思うかもですが、現場の主張の勢いが違います。

会社の決定だからと言っても、本気で納得いかなきゃストライキやら集団退職やら勢いが違います。

いざ、実行となった時に実行出来ない状況があり得る為、普段から相互理解を図っておいて損はないです。

まとめ

ポイント
  • 海外に根回しはある
  • 根回しの目的は意見交換一択
日本との違い
  • 事前に合意は取らない
  • 根回しの対象は少なめ
  • 現場への根回しがめっちゃ大事

合理的に考えれば関係者と意見交換をしておく、反発が起きそうな所には事前に声掛けをしておいた方が得だよねとはなるわけで、海外でも普通に根回しするよねーって体験談でした。

以上、最後までありがとうございます。

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