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海外

海外での運転 運転免許はどうする?交通ルールは?運転マナーは?

今回は海外で運転するにあたっての体験談を記事にしています。

細かく解説している国は、インドネシア、マレーシア、オーストラリ、シンガポールの4カ国。

それ以外の国は、一般論的な話です。

こんな疑問が分かる内容になっています。

  • 日本の免許があれば海外で運転できる?
  • 必要な書類は何?
  • 海外で運転するのは危険?

体験談は2010〜2015年頃、その他情報は2023年3月現在の情報をもとに書いています。情報の取り扱いには細心の注意を払っていますが、誤りがあり訂正や削除の必要がある場合は調査の上、速やかに対応します。問い合わせ先は下記です。
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海外で運転する

国、滞在条件によりますが海外で運転するためには、次の3つの方法があります。

海外での運転
  1. 日本の運転免許 + 翻訳証明書
  2. 国際運転免許
  3. 現地の運転免許

どの運転免許も有効であることが条件です。

上から順に運転できる国が限られます。

「日本の運転免許+翻訳証明書」、「国際運転免許」は短期滞在者向け免許の位置付けなので、有効期間が短いのも特徴です。

また、「国際運転免許」の有効期限は1年間ですが、国によって一回の入国につき「3ヶ月まで」や「6ヶ月まで」など運転が許可された期間が設定されている場合があるので行き先のルールは事前に確認しましょう。

日本の運転免許+翻訳証明書

日本の運転免許と翻訳証明があれば運転できる国や地域があります。(ハワイやオーストラリア、ドイツなど)

翻訳証明書は、領事館や国から指定された翻訳者に作成してもらう必要があります。

証明書作成まで時間が掛かる可能性があること、短期滞在者向けのルールなので有効期間が短いことなど制約が多いので、次に紹介する国際運転免許を日本出発前に取得しておく方が楽だと思います。

国際運転免許

ジュネーブ条約に加盟している国であれば、国際運転免許を取得すれば運転ができます。

ジュネーブ条約締約国等一覧

国際運転免許の取得は、日本の運転免許保持者であれば免許センターで発行してもらえます。

東京の国際運転免許取得方法

ただし、国際運転免許単体で運転が可能なのではなく、パスポートと日本の運転免許も一緒に所持することが条件です。

現地で運転する際は忘れずに所持するようにしましょう。

ジュネーブ条約加盟国であれば国際運転免許で運転は可能ですが、優先されるのはその国の法律、ルールです。

国際運転免許の有効期限は1年なのですが、一度の滞在では3ヶ月まで運転可能など国ごとで条件が付く場合があります。滞在予定先の条件は調べてから運転しましょう。

現地の運転免許

現地の運転免許があれば、確実にその国では運転ができます。また、長期滞在する人は現地免許の取得が必須になる場合があります。

取得方法の一つは、現地の自動車学校に通って免許を取得する方法。

確実ですが、時間やお金など労力が掛かります。

別の方法として、日本の運転免許と長期滞在用のビザ保持者は国によっては現地免許を比較的簡単に取得できます。

例えば、シンガポールだと基礎学科試験に合格して必要書類を準備すればシンガポールの免許を取得可能となっているように、現地の自動車学校に通うことなく短時間での取得が可能です。

私が現地の運転免許を取得したことがある国は、マレーシアとオーストラリア(NSW州)です。

どちらも一定の条件を満たせば、試験が免除され必要書類と簡単な身体検査のみで免許の取得が可能でした。

当時の必要書類は、どちらの国も こんな感じでした。

  • 条件として日本の運転免許取得から3年以上経過
  • 免許発行の申請書
  • 有効な日本の運転免許
  • 日本の運転免許の翻訳証明書
  • パスポート原本とコピー
  • ビザ原本とコピー
  • 写真(どちらの国も申請場所で撮影してくれました)

上記リストの運転免許の翻訳証明書は、現地公認の有資格翻訳者か日本領事館で発行してくれました。

それ以外の書類は、自分で印刷、ネットや申請場所で取得すればOKです。

調べてみたところオーストラリアNSW州は、2023年3月現在も取得可能なようです。

マレーシアは…再開?

在マレーシア日本大使館の情報によると2018年9月に免許切り替えが一時停止になっていたようです。2020年12月28日付の情報で切替えが再開されたようですね…

2022年に取得された人がブログなどで記事にされているので、少なくとも2022年までは取得できたようです。

話が脱線しますが、マレーシアあるあるで法律が突然変わることがあります。

しかも、生活に影響が大きいことでもバサっとやることがあるので注意が必要です。

外国運転免許証のマレーシア国内免許証への切替え再開について(2020年12月28日)

NSW州 運転免許申請方法(英文)

NSW州 運転免許試験免除条件(英文)

交通ルール

交通ルール

基本的な交通ルールは日本と同じです。

制限速度があって、信号は3色になっていて、直進車が優先になっていて…と基本的な交通ルールはどの国も同じです。

ただし、国ごとで変わったルールもあるので、行き先の交通ルールは事前に調査しましょう。

当時、私は次のような変わったルールを経験しています。

(現在も同じルールか定かではないです。参考までに。)

インドネシア ジャカルタ

渋滞緩和のため、ある通りは車のナンバーが奇数の車が通って良い曜日と偶数の車が通って良い曜日に分かれていました。

マレーシア

日本と同じ左側車線なのですが、赤信号でも車が来ていなければ左折可能でした。

オーストラリア メルボルン

路面電車の線路を跨いで右折する場合、2段階右折でした。

シンガポール

黄色信号で通過すると信号無視扱いでした。(信号の色が変わるまでの秒数の表示がある)

などなど、日本にはないルールも存在します。運転前によく調査しましょう。

ちなみに、上記4カ国は日本と同じく左側通行です。

運転マナー

運転マナー

国によります…

身も蓋もない話になりますが本当にさまざまです。

国によって気質もありますし、運転する際は事前に出来るだけ多くの情報を集めておいた方が良いです。

完全な偏見ですが、私の感想としてはこんな感じでした。

インドネシア

私が運転を経験した国の中で、一番交通ルールにおおらかでした笑

車線とか関係なく、片道4車線のはずが6車線!? みたいな状況は日常茶飯事。

追い越しもスリリングで数台まとめて追い越す人がいましたが、現地の人は慣れているからなのかトラブルなく運転してます。

あと、人口が多いので交通量は凄いです。

自分で運転しておいてなんですが、自分で運転するのは控えめがいいかと思います。

マレーシア

インドネシアと同じく東南アジアですが、個人的にはインドネシアよりは運転しやすかったです。

理由は、多分交通量がインドネシアより少ないから。

交通ルールにおおらかなのは、インドネシアと同じくで、まだ子どもじゃね!? って人が運転していたり、数台まとめて追い越しの経験はありました。

オーストラリア

オーストラリアで運転する前は、広い国なので道路は広く、スピードも出しまくってみたいなイメージでしたが、実際はスピードに厳し目。

沿岸部に都市が集中しているので沿岸部の道路が特に発達していて、至る所にカメラが設置されていて速度検知を行なっていました。

制限速度を1km/h でも超えると違反なので、スピードにゆとりを持って運転してました。(当たり前の話ですが)

オーストラリアでの運転の注意点は、野生動物。

特にカンガルーは体長2m近いのもいるので、下手すりゃこちらもダメージを負います。

カンガルーは夜行性なので、夜間の運転は特に注意が必要です。

シンガポール

世界でも有数の大都市ですが、国土は小さいので、私には東京都内で運転している感覚に近かったです。

分岐が沢山あって、ナビ無しじゃ確実に迷子になるあの感覚です笑

国土の狭さから、国としては自家用車は奨励していないようで、税金や所有権など車体以外のお金も掛かるので、トータルすると車の価格が無茶苦茶高いです。

私の感覚では、全く同じ車を日本とシンガポールで買ったとするとシンガポールの方が5〜6倍くらい高い印象です。

じゃあ、交通量少なめかというと、そんな感じはしません。

恐るべし、シンガポールの経済力。

まとめ

海外で運転する方法は大まかに次の3つ。

海外での運転
  1. 日本の運転免許 + 翻訳証明書
  2. 国際運転免許
  3. 現地の運転免許

車で移動できれば行動範囲が広がったり、観光ではなかなか行かないような穴場スポットに行けたり、楽しい体験がたくさんできます。機会があれば自分で運転して見るのも良いと思います‼︎

運転の際は、現地のルールを守り安全第一を心掛けることも忘れずに‼︎

以上、最後までありがとうございます。

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