多分、教科書に載ってないんじゃね?って英語表現をまとめていくシリーズです。
前回
教科書に載ってなさそうな変わった英語 “Get one’s goat” 他
今回はこちら、
An elephant never forgets
記憶力の良い人、記憶力が良い
直訳すると、ゾウは絶対に忘れない。絶対にだ。
度々、この英語シリーズに登場するゾウさんを使った表現。
地上で一番デカい動物であるとか、独自のコミュニティを築くとか、何かと目立つ特徴がある分登場回数が多いんですかね?
そんなゾウさん。記憶力がめちゃくちゃ良い動物らしく、その特徴に由来する直訳まんまの比喩表現です。
He remembers everyone he’s ever met in his life. it’s like an elephant never forgets.
彼は今まで会った人みんな覚えている。マジで記憶力がヤバい。
Kill a fly with an elephant gun
さほど大きくもなく簡単なことに大袈裟な手段や力で対処する
直訳すると、ゾウ用の銃でハエを打つ。
はい。またゾウさんです。
こちらもド直球な比喩表現です。ハエやっつけるのにゾウ用の銃とかいらなくね?という至極真っ当な分析が由来です。
ってか、ハエの機動力に対応できるのかという疑問がある。
To calculate “1 + 1” with a calculator is like killing a fly with an elephant gun.
「1 + 1」を計算するのに電卓使うのはやりすぎじゃね?
Eat an elephant one bite at a time
小さな積み重ねから大きなことを成し遂げる
直訳すると、ゾウを一口ずつ食べる。
大きなゾウを食べ尽くすには一口ずつ食べていくしかないという当たり前すぎる事実が由来です。
本当に毎回思うのですが、ゾウさんの扱いがひどすぎませんかね、、、ゾウにまつわる表現はド畜生すぎるのが多すぎる。
「千里の道も一歩から」と似たような意味で、英語では、“A journey of a thousand miles begins with a single step” です。
My father always reminds us that we can only eat an elephant one bite at a time when we tackle a big project.
俺たちがデカいことに挑む時、いつも親父は「コツコツと積み重ねていくことでしか大きなことは成し遂げられない」と発破をかける。
Thick as thieves
とても仲が良い、とても親密
直訳すると、盗賊のように親密な仲。
“Thick” だけでも「親密な」「仲の良い」という意味がありますが、「盗賊みたいに」を付け加えて、意味を強調しています。
時は1800年代。ロンドンの盗賊たちの結束は血よりも固く、、、というのが由来らしい。
悪い言葉をあえて使うのが通みたいなのって、どこの国でも一緒なんですかね。
They are thick as thieves.
あいつらめっちゃ仲が良い。
White knuckle
ひどく緊張する、手に汗握る、ハラハラする
直訳すると、白い拳。
緊張して握りしめた拳は白くなる様からこの意味に。“Knuckle whitening” ということもあります。
緊張や恐怖で強張るという生理現象が由来で、ひねりとかは特にはない表現です。
My girlfriend loves white-knuckle activities like bungee jumping, but I have absolutely no stomach for them.
彼女はバンジージャンプのようなハラハラするアクティビティが大好きで、一方僕にはそんな趣味はございません。
以上、最後までありがとうございます。