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学び

理不尽に対処して割とうまくいった時にやっていた4つの共通点

できれば理不尽なんてない方がいいですが、生きてりゃ直面してしまうのが理不尽ってものです。

私も年相応には理不尽に出会う機会はあり、その都度対処してきました。

自分なりにうまくいったなぁと思う時もあれば、全然状況を改善できなかったという時もあり生きるって難しいです。

理不尽と一口で言っても状況や内容は様々。これさえやれば万事OKなんて方法は少なくとも私は思いつかないので、対処が難しいのもやむなしなのかもしれません。

とはいえ、うまくいった時はあるわけで、どうしてだろうと振り返ってみると4つほど共通点があることに気付きました。

  • 理不尽に対し過度に身構えない
  • 理不尽そのものと戦わない
  • 自分が損しない着地点をイメージしておく
  • 感情的にならない

あくまで私の場合ということで万能な方法ではないでしょうし、当時は狙ってできていたというわけではありません。

振り返ってみると、割とうまくいったと思える時は実行していたという結果論であり、今対処するなら実行するだろうと考える共通点4つです。

理不尽に対し過度に身構えない

世の中理不尽なことはいくらでもあって、誰しもわかっていることです。

とはいえ、理不尽が目の前に現れると身構える、心身が硬直するというのは人の性。理不尽ウェルカムみたいな人でもない限り、おいおいマジかよ、、、となるのがほとんどで、防御体勢を取ろうとするのは自然なことです。

しかし、理不尽に対する過度な反応は冷静な初動の一歩目を遅らせます。

あらかじめ理不尽が飛んできそうと察知できる時は事前に理不尽を想定しておくことはもちろんのこと、日頃から理不尽をイメトレしておくと幾分マシな気がします。

理不尽は突然飛んでくることの方が多いですし、日頃から理不尽なんて気分の悪くなるものを想像するなんて、、、って思うかもしれません。気持ちすごくわかります。

でも、無防備なところに理不尽かまされた時のストレスに比べれば100倍マシなので私は想定するようにしています。

理不尽そのものと戦わない

理不尽に遭遇すると理不尽そのものに注意が行きがちです。こちら目掛けて飛んでくるボールに目がいかないわけありません。

しかし、理不尽に集中してしまった時にうまくいった記憶はほとんどありません。

理不尽って少なくともこちらにとっては合理性が感じられないものです。ところが、逆サイドでは合理性があると考えているか、意図的に非合理的なものをぶつけてくるかのどちらかがほとんどです。

双方が冷静に意見交換できるならいいですが、大抵の場合は平行線、最悪感情丸出しな話し合いになるので余計にこじれます。

理不尽そのものと真っ向勝負して私の言い分が通った時だって過去にありますが、得したことなんかありません。

それよりも理不尽や相手側の背景、心理、隠れた要求などに目を向けると対処が楽だったり早かったりします。

自分が損しない着地点をイメージしておく

重要なことは理不尽をどうにかすることではなく、自分が損しない、消耗しないことなはず。

極論、理不尽がその辺漂っていようが自分が消耗しなければ関係ない話です。理不尽と消耗戦になるよりかはいいかなと私は思います。

自分が損しないの定義は理不尽の内容や人それぞれの考え方に合わせて設定すればいいかと思います。

私が割とうまくいったなぁと思う過去の事例としては、

  • 自分のタイミングで理不尽に対応してもOKな環境を作った
  • 理不尽への対処を分散させた

などがあります。

悪意なくナチュラルに理不尽をかまされることってあります。悪気がないのでやんわり伝えたところで無意味です。

ですが、こういったケースでは程よい距離感、関係性を構築すると自分のタイミングで理不尽に対処できる場合があります。

なぜなら、相手は悪意がなくナチュラル。つまり、他の頼み事や指示、話となんら変わらない感覚で投げ掛けているだけなので一般的な対応でも不満に感じません。

程よい距離感を構築して「今手が空いていないので急ぎでなければ後からでも大丈夫ですか?」「もしかして私勘違いしていましたかね?」みたいに普段通りの対応で構わないということです。

理不尽をどうにかできるわけではありませんが、自分のタイミングで対処できるのでストレスをかなり軽減できます。

理不尽の中には立場を利用した過度な要求があります。断ればいいだけかもしれませんが、そういうわけにはいかない場合がありますし、わかった上での要求だったりします。

ただ、手を引いたら困るのって自分だけではない案件って意外にあって、なんなら完全に引かれたら要求した側すら困るなんてこともあります。代替案の用意、情報の照会、交渉・打ち合わせ、期限の調整、関係各所への説明など困る要素は様々です。

冷静に利害関係を再確認し、ステークホルダーにやんわりリマインドすることで、みんな仲良く理不尽を分かち合えるケースがあります。

ただし、手を引くといった影響の大きい対処法は今後の関係や立場などにも影響が大きいので、状況を慎重に見極め、使うべきか否か・使い所を推し量ることは必須です。

感情的にならない

基本にして最重要なことかもしれません。

感情的になってしまえば合理性のある言動の妨げになります。理不尽という非合理的なものに非合理的な対処をしてしまえばどっちもどっちです。

理不尽というのは立場を利用したものが多く、どっちもどっちな言動と双方の立場が合わさると第三者視点から分が悪いのは自分になる可能性があります。つまり、損します。

それに理不尽とは「少なくとも自分が非合理的に感じている」だけ。客観的にみると双方の言い分ともに理解できるケース存在します。

双方の言い分を汲み取る必要があるケースでも、もしかしたら感情的になって正しいのは自分だと決めつけてしまうかもしれません。そうなってしまうのは勿体無いです。

理不尽に対して身構えるでもなく、感情的になるでもなく、平常心で対処することがうまく近道だと思う次第です。

以上、最後までありがとうございます。

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