先日、思いついたことを全部書き殴ると頭がすっきりするという知見を得ました。
ざっくりまとめると、
- 先日、脳のリソースを無駄にしないようにメモアプリを常時起動させ思ったことを全部書き殴っているという話を聞き、納得感しかなかったので早速パクった
- 見よう見真似で始めてみると4つメリットがあった
- 脳のメモリが解放される
- 思考の言語化、可視化で整理が簡単
- 頭の中で考える負担を超軽減
- 書くという行為が集中力を高めてくれる
- 思ったことをすぐに書き殴れるように環境作りには気を使った。メモアプリを常時起動させて書くまでの予備動作を削る、複数デバイスで同期できるアプリを使う、書き方を指定せず自由に書く、といった環境にしている
- 現状良い感じで運用できているが、今後は思考スピードと書くスピードのギャップ、溜まっていくメモの整理などが課題になりそう
- 色々試しながら快適な言語化ライフを送りたいです
全部書き殴って言語化すればいいじゃんという知見
先日、常にメモアプリをパソコン上で起動させているという話を聞きました。
「思ったこと、気になったこと、調べてわかったこと、頭の中に浮かんだり入れたりしたものは全てその場で言語化したいから」
「貴重な脳のリソースを記憶やソートに割いてしまうのはもったいない」
という理由だそうです。
あー確かに。ホントに確かにという感想しか出てこない。
一生懸命考えてたはずなのに思い出すのがめちゃくちゃ苦労するとか、常に頭の片隅は置いておかなきゃならない煩わしさとか、思い当たる節しかありません。
日頃から言語化大切、可視化大事とか言っておきながら全然やってなかったなぁと知る良いきっかけとなった日でした。
書き殴ったら気付いたメリット
というわけで、早速見よう見真似でやってみることに。
実際に試してみて次のメリットに気付きました。今更な話で恐縮です。
- 脳のメモリが解放される
- 思考の言語化、可視化で整理が簡単
- 頭の中で考える負担を超軽減
- 書くという行為が集中力を高めてくれる
まず、脳のメモリがものすごく解放されているのを実感。
書き殴る前って、良いアイディア思いついた!!となっても、あれってなんだっけ?と後から思い出せなかったり、同じような考えがループしているだけで一向に進展しなかったりすることが多々ありました。
とりあえず殴り書きで構わないから、全部描きまくると後から思考を確認できるので記憶メモリを一気に解放できますし、可視化することで同じような考えや進捗を確認できるようになりました。
しかも思考を言語化、可視化すると整理整頓が超簡単。
頭の中だけで思考をまとめるのって大変です。初めから順を追って考えられるとは限りません。ふと思いついたアイディアが基になってスタートやゴール設定に至ることだってあります。
最終的に考えをまとめるのに言語化は避けては通れない道です。初めから雑でもいいから書いておけば、思い出す作業は不要ですし、並べ替えも都度行えます。
ほんと、なんで今まで気付かなかったんだ。
ここまでは殴り書きを始めると決意した段階で想定内のメリットなのですが、やってみないとわからなかったというメリットもあります。
まず、頭の中だけで思考し続けるって無茶苦茶負担だったんだぁという気付き。
普段からたいして考えずに生きてきたというのが最大の原因だとは思いますが、思考する負担というものを全然意識していませんでした。
ところが、書き殴るという行為を追加すると、思いがけず思考の負担が可視化されました。あ、こんな情報を脳みそに広げっぱなしのままで、思考継続させてたんだなぁと。
書き殴るだけで、思考スピードが全然違うんですね。もちろん自分比ですけど。
それともう一つ、書くという実際の行動が割と集中力を高めてくれる効果。
先の諸々のメリットによって思考が捗ったという理由だけでなく、手を動かすという実作業のおかげでもあるのかなと思っています。
人って行動するからやる気が出るようになっているそうです。ドーパミンがどうとか。
専門知識は専門家にお任せするとして、渋々始めた掃除が最後はノリノリだったとか、やる気が1ミリも湧かないけれど無理矢理始めた勉強が気付けば1時間とか、行動がやる気を生む経験ってお持ちじゃないでしょうか?
論より証拠。動けばやる気や集中力が高まるんです。
書き殴るのに整えた環境
見よう見真似で始めた殴り書きですが、自分がやりやすいように環境は整えました。
やりやすい環境がないと習慣化してない動作って継続が難しいですし。
一番重要視したのは準備動作を最小限にするということ。
書くまでの動線が長いとやる気がなくなるし、準備している間に記憶の鮮度も落ちるし、思い立ったらすぐに書き殴れる環境は凄く大切です。
常にメモアプリを起動している人も多分同じ理由だったんじゃないかなぁと思います。
ってなわけでパクりました。常にメモアプリを分割表示で起動させて、書く前に他の行動を挟まないようにしています。
このメモアプリはもちろんパソコンとスマホで同期できるものです。
スマホがあれば外出中に書き殴るのは簡単ですが、同期できないアプリだと2つの画面と睨めっこしたり、連続する内容を繋げにくかったり、内容を統合する作業が発生したりします。
めんどくさい作業があると殴り書きもめんどくさくなりそうなので、書く以外の作業を可能な限り省いた環境が好きです。
そして、3つのルールを設定しています。
- とにかく何でも書く
- 綺麗な文章、筋の通った構成を求めない
- 日付をタイトルにして1日ごとのメモにする
脳みそのリソースを解放する。頭の中の考えやイメージを言語化、可視化する。この2つが主目的です。
上手な文章にまとめようとすれば脳のリソースを消費しますし、言語化する前に核心を忘れてしまうかもしれません。本末転倒というやつですね。
綺麗さや筋道は未来の自分に任せます。あるいはAIに要約してもらえば、自分でやるより早いし上手です。AI便利ですよね。
1日ごとのメモもまんま知人のパクりです。
思うがままの殴り書きはとっ散らかった内容なので見にくいのは否めません。1日分くらいの量が見返すにはちょうどいい塩梅です。
それと、一晩経つと同じ事でも見方が変わったりするので、メモを分けると制限なく自由な発想に結びつくかなとも思います。
誰に見せるわけでもないので朝令暮改は問題なしです。
こんな感じで今のところ殴り書きを毎日行っています。
殴り書きしていなかった頃と比べると、頭の中が整理できていますし、物事の進捗が早くなった気がします。言語化、可視化大事ですね。
今後予想される課題としては、
- 書くスピードよりも思考の方が早いので、全部書く前に鮮度を失っている時がある
- 日付ごとのメモの管理や関連性をどう上手く整理するか
あたりは感じていますし、継続すれば他にも課題は見つかるでしょう。
その都度調整していって快適な言語化ライフを送りたいです。もっと上手く書き殴れるようになったら再度文章にまとめたいなと思います。
以上、最後までありがとうございます。