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学び

いざって時は自分を信じられるようになりたいけれど、普段の自分は信用してない

私は自分より仕組みを信じるよ。

ざっくりまとめると、

  • ここぞという時に自分を信じられることって凄い。そこに至る研鑽も相まって重みも感じる
  • 一方で、普段は様々なミスを犯し悪戦苦闘しているのも事実で、「日常の自分」は信用ならないとも考えている
  • 人は性質上、ミスを起こすのが当たり前。自分を信じ自分任せにすることはデメリットになり得る
  • 漫画「理系の人々」をヒントに、代わりに普段は「信用できる仕組み」を構築すればいいと気付く
  • 仕組みと言っても、反復して癖をつけるとか、便利な文明の利器を使うとか、シンプルなもので十分ミスに効果はある
  • いざって時だけ自分を信じて、普段の自分はけちょんけちょんに疑うようにしたいです

自分を信じるのはいざって時で、普段は信用しない方が吉?

ここぞという時に「大丈夫。自分にはできる」と自分自身を信じられるってすごいですよね。

そこに至るまでの研鑽があるからこその境地なので重みを感じます。

私なんかは一発勝負とか期待が掛かる場面だと自信が全く持てません。

予防線を張って「ダメかもしれない、、、」みたいな態度取りがちです。

単純に準備不足の可能性は否めませんが、、、

なので、大事な場面で自分を信じられる人って憧れますし、そうなれるようにと思っています。

実際、メンタルが結果に及ぼす影響は少なくありません。それまで積み重ねた鍛錬を心の支えに強い気持ちで挑戦するって大事ですしね。

、、、と、思ってはいるのですが、

日常においては自分のことなんて微塵も信じちゃならねーとも考えています。

「ぼーっとして何処に置いたかわからないスマホ」

「誤字脱字まみれの資料」

「最終行まで範囲指定していないスプレッドシート」

情けなさ過ぎて忘れたいミス。なぜ?と自分に問いただしたいミス。数えきれないミスの歴史が物語っています。

本当信用ならねーんだよ。俺。

ミスをするのが基本性能なので信用ならない

少しだけ開き直らせてください。そもそも人間ってほっときゃ勝手にミスする生き物だと思うんですよ。

  • 疲労や感情による、集中力、思考力、処理能力の増減
  • 済んだものにミスはないはず、という謎の自信
  • 簡単なことだと途端に強気

当たり前の話、疲労や感情はパフォーマンスに直接影響します。

かといって疲労や感情を完全にコントロールできるかというと、それも難しい。

己の力だけではパフォーマンスが不安定になるのはやむを得ません。

自分の状態に応じて発揮されるであろうパフォーマンスを把握しとけよと言われればそうなのですが。

また、やったことの見直しはどうも苦手な気がします。

テスト中に見直しをしても間違いをスルーするとか、他人の資料の不備は見つけても自分のだと見つけられないとか、自分が間違える可能性を過小評価しがちです。

自ら正しいと判断した結果に、自ら疑問をなかなか持てないのも人情。

とはいえ、謎の自信すぎやしないかと思わないわけではありません。その自信、大舞台で活かせないものなのか。

同じく謎に満ち溢れた自信。簡単だと思った瞬間に強気になる罠。

いつもの作業だから、頭の中で処理の道筋立ったから、大丈夫だろう。油断とは言わないまでも、気が緩んでしまう時があります。

落とし穴ってこういうことなんだなと思います。過度な心配は要りませんが、確認作業が何故必要かを考えるべき瞬間です。

正直なところ、これらの性質はある程度仕方ないと割り切っても構わないのかなと思います。

体力にしろ、精神力にしろ、人それぞれ限りがあります。だから、それらリソースの振り分けが行われるのは仕方ない。

状況によっては、振り分けたいリソースが足りず、時として凡ミスに繋がるのは仕方ない。

年がら年中、自信なく不安でいては心がしんどいので、強気になれる内になっておくのは仕方ない。

まぁ私の場合は、ある程度どころか顕著ですし、少しじゃなくて全力の開き直りだった気がしないでもないですが。

とにかく、自分を信用して自分任せにしてもメリットよりデメリットの方が多いと思います。

では、どうするか?

信用できる仕組みを構築すれば良いんじゃないかと思うのです。

自分が信用ならねーので信用できる仕組みを構築する

ヒントになったのは、漫画「理系の人々」。

元SEのよしたに氏の経験を元に理系の人々の面白エピソードをコミカルに描いた作品です。昔から私は理系に憧れがありまして、自分も理系になったような気分を味わえる作品は大体手に取ります。理系好きな方は是非読んで欲しい。

話を戻して、ヒントになった部分について、

理系の人々(2巻)で、日中でも女性専用車両を避けて乗ろうとする作者。それを疑問に思う同僚。という話があります。作者の回答の腹落ち具合がすごかった。

出典:理系の人々(2巻)- よしたに

まさに欲していたのはこれです。

自分が信用ならねーのなら、信用できる癖(仕組み)を構築してしまえばいい。

その為には、どんな形だって構いません。

スマホは使い終わったら常に右ポケットにしまう癖をつければ、無意識でも常にポケットにスマホがあります。

昔ならワードを使って文章添削をするだけでも、それなりに効果がありました。今の時代ならAIを活用すれば自分で添削するより早いし、なんなら正確です。

単純なシートなら行を追加する時は表の途中に挿入する癖をつければ、いつでも最終行まで範囲に含まれます。

もちろん程度問題ですが、普段の自分の行動を自動化するのに凄いテクニックは必要ありません。

一定の行動を取り続けたり、使えるものは使ったり、シンプルなものでも凡ミスは結構防げます。

さぁ、いざって時だけ自分を信じて、普段の自分はけちょんけちょんに疑う世界にハマってみませんか?

以上、最後までありがとうございます。

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